三井ホームの平屋には、郊外の広い敷地だけでなく、都市型をイメージした採光・通風に工夫がされた平屋プランもあります
- 高天井のダイナミックな空間に憧れる
- 夏でも涼しい平屋に住みたい
- 首都圏の市街地で通風・採光を工夫した平屋に住みたい
- おしゃれな洋風の内観が好き
- 建てた後にお金をかけたくない
本日は、おしゃれな間取りの実例3選と合わせて、三井ホームの平屋を徹底解説していきます
三井ホームの平屋の坪単価・価格の総額は?

住宅としての構造、性能がとても高いため、高めの値段設定となっています
商品別の坪単価はこちら

初期費用は割高ですが、将来的なメンテンス費用やランニングコストが安いのがメリットです
坪数別の平屋の本体価格はこちらを参考にしてください

総額は、広さによっても変わりますが、建物本体+500~1000万円は見ておきましょう
例えば、25坪・2~3LDKの平屋で総額は3000~3500万円前後です
総額の内訳
- 付帯工事:150~300万円
- 諸費用:100~150万円
- 外構:200~400万円
- 消費税(10%)
三井ホームの平屋の特徴

三井ホームは、屋根断熱による夏は涼しく冬は暖かい住空間が特徴
洋風なデザインの内外観と、独自の「プレミアム・モノコック構法」によるダイナミックな空間を得意としています
三井ホームの2つの平屋プラン
三井ホームには2つの平屋プランがあります
- ウエストウッド
- モア・ストーリー
また、エリア限定ですが、埼玉県でのみ「平屋ONE」という商品を扱っています
ウエストウッド《屋根裏のある平屋》

コンセプトは「屋根裏の楽しさも平屋の楽しさも三角屋根の下にある」
ウエストウッドは、機能性とデザイン性を備えた完全自由設計の平屋
アーリーアメリカン様式の「三角屋根」が特徴的で、屋根裏を利用した2階建てのため、勾配天井の特殊な構造となっています
モア・ストーリー《街の平屋&杜の平屋》

コンセプトは「空と大地につながり、自由を広げる。平屋ライフという暮らし方」
モア・ストーリーには、コンセプトの違いにより2つの商品があり、どちらも完全自由設計となっています
- 街の平屋:都市型の平屋をイメージした”街”の平屋
- 杜(もり)の平屋:リゾート地、避暑地での平屋をイメージした”杜”の平屋
(参考:三井ホーム_ニュースリリース|モア・ストーリー)
街の平屋

「街の平屋」は、都市型の平屋をイメージしたプラン
市街地に建てることをイメージしているため、採光・通風を考慮した、中庭やインナーガレージ、コの字型、ロの字型のプランが中心となっています
杜の平屋
「杜の平屋」は、郊外型のリゾート地、避暑地での平屋をイメージした平屋
自然とのつながりを楽しむウッドデッキや、屋根裏スペース(ロフト)のプランが中心となっています
平屋ONE《埼玉県限定の平屋商品》
平屋ONEは、埼玉県でのみ販売されている、エリア限定・自由設計の平屋プラン
経済的な設計でコストを抑えつつ、空間設計、全館空調など、三井ホームの良いところを最大限活かしています
コの字型や、L字型にはできないので、真四角以外の形にする場合は、ウエストウッドやモア・ストーリーの完全自由設計の商品にする必要があります
三井ホームの平屋の実例3選!間取り・外観など
三井ホームのおしゃれな平屋の実例をご紹介します
1.子供とアウトドア気分を満喫できる平屋

おしゃれモダンな外観は、三井ホームの商品「SONOMA(ソノマ)」のデザインを平屋としてプランニングしています
間取り・内観

玄関の西側は、寝室や子供部屋などプライベートゾーンとして確保しています

LDKと和室が一続きになったオープンな間取り。LDKは約24畳と広く、横にはリビングの様子が一目でわかるカンタースペースを設けています。前庭とウッドデッキをたっぷりと確保し、子供の遊び場としても活用しています
1階床面積 | 122.42㎡(37坪) |
敷地面積 | 330.90㎡(100坪) |
2.和モダンな夫婦2人の平屋(30坪)

市街地に住む、夫婦2人の都市型平屋。和モダンな外観が印象的です
間取り・内観


1日の大半を過ごすリビングは、30畳の広さを確保。勾配天井を活かした開放的な間取りになっています。コの字型の中庭にはウッドデッキを設け、愛犬との遊びスペースとして活用しています
1階床面積 | 100㎡(30坪) |
敷地面積 | 184.89㎡(55.92坪) |
中庭のある勾配天井の平屋

道路と建物の間に駐車スペースと前庭を設けることで、外からの視線を遮ってプライベートを確保しています
間取り・内観


夫婦ふたりの平屋。勾配天井を活かしたリビングは、中庭と前庭の両方に向けて大きな開口部があり、リビングやキッチンでも天井を高く設計することで、家全体で開放感を演出しています
1階床面積 | 227㎡(68.69坪) |
敷地面積 | 560.65㎡(169.59坪) |
三井ホームの平屋の特徴
三井ホームの平屋の特徴をご紹介します
おしゃれな洋風の内観・外観

1つ目の特徴は、おしゃれな洋風の内装や外観
三井ホームが採用するプレミアム・モノコック構法は、洋風なデザインを得意としています

洋風なデザインが好き!という方には特におすすめ
高天井のダイナミックな空間

2つ目の特徴が、高天井の上部へのダイナミックな空間
屋根裏含め、空間を使いきることで、高天井のゆとりのある大空間を実現しています

構造材と断熱材を兼ね備えた強度の強い「ダブルシールドパネル」により、設計自由度の高い空間を実現しています
真夏でも快適な屋根裏
平屋は屋根に近いため、暑くなりやすいデメリットがありますが、三井ホームの屋根材「ダブルシールドパネル」は、屋根材がそのまま断熱材になっており、太陽の熱を効率的に遮るため、夏場でも小屋裏を快適に保ち、熱で傷みやすいものも保管できるメリットがあります

特に、勾配天井や吹抜けになっていると、小屋裏に熱が篭りやすいと言われていますが、一般的な天井断熱とダブルシールドパネルでは、-20℃も温度がダウンすると言われています
三井ホームで平屋を建てるメリット

高断熱×全館空調で年中快適
三井ホームの全館空調「スマートブリーズ ワン」は、わずか1台のルームエアコンで、24時間温度管理ができ、加えて湿度コントロールができる換気・空気清浄機能も搭載されています
また、標準仕様から窓をグレードアップするだけでG2水準の断熱仕様に出来ます
メンテンス費用が安い
メンテナンス費用は、60年間でわずか274万円であり、これは一般的な住宅な約1/5
の値段。月の積み立てで言えば、3000~4000円/月なので、マンションの管理費と比較しても、かなり安いことがわかります
安さの秘密は外壁材。水や紫外線に強い「スーパーファインクリート」を外壁材に採用することで、一般的なモルタルなサイディングに比べて耐久性が長くなっています
耐震性能がすごい
三井ホーム独自の「プレミアム・モノコック構法」は、地震の揺れに強く、耐火性能に優れた特徴があり、耐震性能は3を確保しています
実際に起きた地震より、過酷な耐震実験を実施し、震度7に連続60回耐えれる程、強靭な構造となっています
アフターサービスが充実している
家を建てた後のアフターサービスも充実している点もメリットです
保証は基本60年保証で、10年おきにしっかり点検、防蟻、防水は無期限延長保証となっています
ZHEにも対応している
三井ホームには、ミライ発電といって、自己負担無しで太陽光発電を設置できるプランがあります。ZEH補助金も申請出来るため、こちらもおすすめです
2022年最新!ウッドショックによる値上がりの影響は?
価格は上昇しているものの、何とか上げずに留まっているとのこと。
ただし、コロナ前と比べると、坪単価は10~15万円ほど値上がりしているようです
引き渡しの時期の遅延などに大きな影響はないようです(2022年5月時点)
三井ホームの口コミ・評判は?
三井ホームは全館空調もデンソー製は湿度コントロール出来ますが、メンテや電気代が高いです。 お金に余裕があればベストな選択ですが、コストを抑える場合はダイキンなど湿度調整が可能なハイスペックなエアコンを2台ほどで代用出来ます。
Yahoo!知恵袋
まとめ
三井ホームの平屋は、家が高性能である分価格は高めとなっています
郊外型・都市型をイメージした平屋プランがあり、屋根断熱により夏は涼しく冬は暖かい家が特徴です
将来的なメンテンス費用などは安い分、初期費用はやはり高め
三井ホームに興味を持った方は、まずはカタログなど資料請求を行いましょう
平屋の実例集も手に入りますし、間取りプラン・見積もりなども手に入ります
費用について事前に十分な予備知識をつけておくことで、価格やサービスなどの条件交渉もしやすくなります

他メーカーとの見積もり比較を元に交渉すれば、
5%~10%の値引きも可能です
詳しくはこちらの記事を見てみましょう
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