平屋の規格住宅にはどんな間取りがあるの?
本記事では、ハウスメーカー毎の平屋の規格住宅の間取りの実例を8選ご紹介します
多くのハウスメーカーでは豊富な間取りプランの中から商品を選択でき、間取り変更は不可というメーカーもあれば、条件の中で間取り変更が可能であったり、間取りをアレンジして天井を斜天井にできたり、ロフトやウッドデッキを付けられたりもできます
ある程度決められた条件の中で運用できるため、完全自由設計の注文住宅よりも安価で建築できることが最大のメリットです
【結論】平屋の規格住宅があるおすすめハウスメーカー9選
- ひら家IKI:37万円前後
- タマホーム:45~65万円
- 桧屋住宅:58万円前後
- 一条工務店:63万円~
- ダイワハウス:75万円前後
- 住友林業:80万円前後
- トヨタホーム:80~100万円
- スウェーデンハウス:80~100万円
- ミサワホーム:85万円前後
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平屋の規格住宅と注文住宅のメリット・デメリットは?
規格住宅と注文住宅はそれぞれどのようなメリットやデメリットがあるのかご紹介します
規格住宅平屋のメリット
規格住宅の大きなメリットは次の2点があげられます
- 完全自由設計に比べて安い価格で建築ができる
- 間取りや内装をある程度決まったプランの中から選べる
規格住宅はハウスメーカーによってはセミオーダーと呼ぶこともあり、その利点は何と言っても完全自由設計に比べて安い価格で建築できることです
また、間取りや内装を1から考える手間がいらず、ある程度決まった間取りプランの中から運用していくスタイルになります
仕様はメーカー毎に様々で、間取り変更できないメーカーもあれば、重要な柱以外は間取り変更ができるメーカー、建物の外郭以外は中身の間取りは変更ができるメーカーなど様々です
内装のデザインや屋根や外壁材については、数種類の中から選べることが多くベースを元に自分好みにカスタマイズができます
完全自由設計に比べて打合せ回数が少なく済むのもメリットでしょう
注文住宅平屋のメリット
注文住宅のメリットは、1から自分達の希望を間取りや内装に反映させることができる点です
完全にオリジナルの間取りを設計士さんと一緒に作ることができ、内装や床材、壁紙やドアに至るまで全て自分達で決めることができます
規格住宅のように間取りや内装デザインに制約がないことが一番のメリットでしょう
規格住宅平屋のデメリット
規格住宅はある程度決まった間取りや内装の中での運用になるため、間取りや内装デザインに制約があることがデメリットです
ハウスメーカーによっては、1000種類以上の間取りから選択ができたり、間取りを大きく変更することができるメーカーもあります
また、土地の形によっては規格住宅を採用できないのも大きなデメリット!
既に土地を持っている場合には、自分達の土地に規格住宅の間取りが合うかをポイントに選ばなければなりません
注文住宅平屋のデメリット
注文住宅のデメリットは、その設計自由度の高さゆえに値段が高いことでしょう
打合せ回数も多くなる分、規格住宅やセミオーダー住宅に比べて3~10万円ほど坪単価が高くなります
また、扉や床材まで1から決める必要があるため、手間がかかることや、いざ出来上がったら色の組み合わせが理想と違った!なんてこともあります
注文住宅の場合は、できるだけ多くの実例や間取りを見て自分達の理想を固めていくことが重要でしょう
平屋の規格住宅の間取り8選!ハウスメーカーも併せてご紹介
規格住宅のあるハウスメーカーおよび間取り変更の有無や、実際の間取プランをご紹介します
ハウスメーカー | 間取り変更の有無 | 商品名 |
住友林業 | × | Forest Selection BF |
スウェーデンハウス | 〇 | レットナート |
トヨタホーム | 〇 | SINCE LQ(シンセエルキュー) |
桧家住宅 | 〇 | Smart One |
ミサワホーム | 〇 | SMART STYLE HIRAYA |
タマホーム | × | シフクのいえ |
一条工務店 | × | HUGme(ハグミー) |
はなまるハウス | × |
32坪3LDKの規格住宅の間取り|住友林業
(出典:住友林業 Forest Selection BFカタログ)
住友林業には「Forest Selection BF」という規格住宅の平屋があり、20~30坪台の1000種類以上の豊富な間取りからプランを選ぶことができます
上記は、32坪・4LDKの間取りの一例で、リビングを中心に各部屋にアクセスができる生活動線の良い間取りです
平屋を活かした勾配天井とあらわし梁で、木質感と開放感を演出でき、庭と繋がる大開口も魅力の1つ!
主寝室には大きなウォークインクローゼットもあり、収納空間もたっぷり確保できます
- 基本の間取りをベースにフラット屋根を勾配天井にするなどアレンジが可能
- 窓サイズ1間→1.5間にすることもできる
- セミオープンやフルオープンなど機能性の高いキッチンや設備を選べる
- 無垢材の床や木彫の軒天などにアレンジも可能
こちらの間取りは、住友林業のカタログで見ることができます。タウンライフ家づくりから手に入れられるので、興味がある人は実際の間取りプランを見てみましょう
➤➤住友林業の規格住宅の平屋の実例集・間取プランを手に入れる
3LDKのルフトデッキのある平屋の間取り|スウェーデンハウス
スウェーデンハウスの規格住宅の平屋「レットナート」の2LDKの間取りです
LDKの横にはフリールーム、ルフトデッキがあり、リビングと外が緩やかに繋がる開放的な間取りです
また、ルフトデッキ(ウッドデッキ)がベースプランについているのも他メーカーにはない魅力です
フリールームを独立した部屋にすることや、ルフトデッキの位置に部屋を設け、部屋数を多くすることや、フリールームとルフトデッキ、LDKを一体化し、柱のない広いLDKに変えることもできます
- ルフトデッキやフリールームはフレキシブルに間取り変更が可能
- 切妻屋根を寄棟屋根に変更したり、天井を斜天井やロフトに変更することもできる
写真の間取りを含めて、スウェーデンハウスの規格住宅の間取りはレットナートのカタログで見ることができます。タウンライフ家づくりから手に入れられますよ
➤➤スウェーデンハウスの平屋の規格住宅の間取りプラン・実例集を手に入れる
可変型の規格住宅の間取り|トヨタホーム
(出典:トヨタホームSINCE LQカタログ)
トヨタホームの平屋にはSINCE(シンセ)LQという規格住宅があります
赤い重要な柱以外は間取りの変更も可能で、例えば上記の間取りのスタディーコーナーを畳に変えることもできます
- 39パターンの間取りから選べる
- 3つのアクセントカラーと4つの屋根形状から選べる
- 2階建ての間取りは豊富だが平屋は選べる間取りが少ない
トヨタホームの間取りは1冊のカタログに纏まっているので、タウンライフ家づくりからSINCEのカタログ請求をすることで全ての間取りプランを見ることが出来ます
➤➤トヨタホームの規格住宅の間取りプラン・実例集を手に入れる
2LDKの小屋裏収納+屋上のある間取り|桧屋住宅
(出典:桧家住宅 Smart Oneカタログ)
桧家住宅にはSmart One(スマートワン)という規格住宅の平屋があります
道路の向きによって間取りのプランが選べ、赤い柱以外は間取りの変更も可能です
上記は、2LDKの規格住宅の間取りプランで、小屋裏収納と屋上(青空リビング)のついたプランで、玄関ホールを挟んでリビングと主寝室が独立しています
桧家住宅は青空リビングが標準仕様でついているプランが多いのが他メーカーにはないポイントです
- Z空調が標準仕様でついている
- 耐震等級3と高気密・高断熱の省エネ住宅
- プロがコーディネートしたインテリアが標準仕様
➤➤桧家住宅の規格住宅の平屋の間取りプラン・実例集を手に入れる
2LDKの蔵のある平屋の間取り|ミサワホームの規格住宅
(出典:ミサワホーム スマートスタイル平屋Aカタログ)
ミサワホームには「SMART STYLE HIRAYA」という規格住宅の平屋があります
ミサワホーム独自の大収納空間「蔵」のあるタイプやないタイプが選べ、上記の間取りのように、蔵を設けることで平屋でありながら2階建てのような縦空間の利用ができる間取りになります
ミサワホームの規格住宅は坪単価が高い分、設計の自由度に優れ、リビングや玄関を広くしたり、ビルトインガレージやルーフバルコニーをつけることもできます
規格住宅でありながら完全自由設計に近い感覚で設計ができるのがミサワホームの大きな特徴です
3LDKの畳コーナーのある間取り|タマホームの規格住宅
(出典:タマホーム シフクのいえ)
タマホームには「シフクのいえ」という規格住宅があり、良質低価格で最低価格900万円から建築可能なことが特徴です
間取りや値段がパッケージ化されており、平屋・2階建て合わせて全102プランの中から間取りを選ぶことができます
- 本体工事などの価格がコミコミになっているシフクのいえプレミアムもある
- ローコスト住宅だが60年の長期保証
- インナーガレージが標準仕様のガレリアートもある
4LDKの収納たっぷりの間取り|一条工務店の規格住宅「HUGme」
(引用:一条工務店HUGme)
一条工務店の45周年を記念して作られた規格住宅の平屋HUGme!
LDKにはパントリーとしても使えるウォークインクローゼットや、リビングから繋がる和室もあり、子供への目が行き届きやすい間取りの一例です
基本の間取りの変更はできませんが、本体価格1,490万円から建築が可能で、ショッピングカートに商品を追加するように自分好みに設備などをカスタマイズができます
- 設計のプロによる毎日の家事がラクになる間取りが25プランの中から選べる
- 収納をたっぷり確保した間取りプラン
- 耐震等級3超え
- 高気密・高断熱の平屋
➤➤一条工務店の規格住宅の平屋の間取りプラン・実例集を手に入れる
1LDKの規格住宅の平屋の間取り|はなまるハウス
(出典:はなまるハウス)
1LDKの間取りは単身世帯にぴったりの平屋です
はなまるハウスは、ローコストな住宅メーカーで、700万円台、800万円台、900万円台と値段によって間取りの広さが決まっており、間取りの変更はできません
上記の一例は、16畳のリビング・ダイニングに、8畳の洋室がついている単身世帯におすすめの1LDKの間取りで、値段は工事費用も合わせて1000万円台で建築が可能です
ご自身がお住まいの地域に施工対応していない場合もあるので
タウンライフ家づくりを使って確かめてみましょう
タウンライフ家づくりでは、複数の工務店・ハウスメーカーの見積もりや間取りプラン、カタログを自宅に居ながら手に入れることができます
安く規格住宅を建てるには?
規格住宅は完全自由設計に比べると安いものの、ハウスメーカーは元々の坪単価が高いので、規格住宅でも坪単価は75~80万円ほどかかります
そのため、できるだけ安く規格住宅を建築するには、地域の工務店も視野に入れると良いでしょう
坪単価50万円台~70万円台で完全自由設計と同じように建築ができますよ
全国には約600社以上工務店やハウスメーカーがあると言われているため、自分達の希望の地域に対応した工務店には、どんな所があるかはタウンライフ家づくりから確認しましょう
タウンライフ家づくりを使えば全国600社以上の工務店やハウスメーカーの中から希望の地域に合うメーカーの実例集やカタログを一括で請求できるだけでなく、複数社の見積もりや間取りプランを比較することもできるんです
規格住宅を建てる際にも、複数の間取りプランを見ることで後悔のない家づくりができますよ!気になる方はこちらを見てみましょう
➤➤タウンライフ家づくりとは?実例集や間取りプランを手に入れる
平屋を規格住宅で建てる際の4つのポイント
平屋を規格住宅で建てる際のポイントについてご紹介します
土地条件が合うかをチェックする
規格住宅は間取りや家の外郭に一定の規定があります
規格意外の形には対応できない場合が多数なので、希望の間取りを見つけたら土地の形に合うかもチェックが必要です
特に、元々土地を所有していて、土地が長方形や正方形以外の形の場合は、土地の形に合わせて間取りを選択するのが良いでしょう
規格住宅の平屋は、長方形や正方形の他にも中庭のあるコの字型のプランやL字型のプランなどもあります
希望の間取りに合う土地条件かハウスメーカーや間取りを決める前に確認しておきましょう
高機密・高断熱など性能をチェックする
希望の間取りや内装デザインを商品カートに入れるように選ぶだけで、完全自由設計よりも安価で理想の家づくりをできるのが規格住宅の大きなメリットです
ただし、家としての性能(長期優良住宅やZEHに対応しているか)、基本断熱性能や耐震性や、将来的なランニングコストなどを確認した上でメーカー選びをすることが重要です
➤➤ハウスメーカー毎の仕様を見比べることができるサービス3選
間取り変更可能か確認する
規格住宅の平屋は、最初のほうでもご紹介した通り、間取り変更の有無はハウスメーカーによって仕様が様々です。間取り変更はできないメーカーもあれば、条件内での間取り変更は可能であったり、間取りは変更できないが、窓の大きさや天井などの変更は可能なメーカーもあります
自分の理想の住まいをイメージして、例えば高天井のリビングに憧れるのであれば、リビングを広くできたり、リビング部分を斜天井にできるメーカーなどを選ぶと良いでしょう
どの部分をどのように変更できるか仕様を確認することが大切です
➤➤ハウスメーカー毎の仕様を見比べることができるサービス3選
デザインやこだわりのポイントが合うメーカーを選ぶ
規格住宅の平屋は、内装のカラーやデザインなどもハウスメーカーのプランによって様々です
また、キッチンや設備も決まった商品の中から選ぶ場合が殆どです
そのため、自分のこだわりたい部分を実現できるメーカーや商品を選ぶことがポイントです
気になる規格住宅ではどのような内装デザインが選べるのか?ドアや壁紙、キッチンなどの標準仕様はどうなっているか?アップグレードもできるのか?などを事前に確認しておきましょう
➤➤ハウスメーカー毎の実例集・カタログが手に入るサービス3選
まとめ|
平屋の規格住宅について、ハウスメーカー毎の間取りを8選ご紹介しました
規格住宅は、豊富なプランの中から間取りを選べるメーカーもあり、決められた条件の中で間取りの変更ができたり、基本の間取りやデザインを元に窓や天井の形を変えることができたり、決まった色合いの中から内装を選べたりと運用の条件はハウスメーカによって様々です
規格住宅は、土地の形が合うことが絶対条件であることが多いため、希望の間取りと併せて土地探しを行っていくことが重要です
また、自分達の希望やこだわりポイントを実現できるメーカーを選ぶことが後悔のない家づくりに繋がるでしょう
ハウスメーカーや工務店の規格住宅を詳しく知りたい方は、タウンライフ家づくりでまずはカタログや実例集・間取りプランなどを実際に見てみましょう
詳しくはこちらの記事をご覧ください
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